メタン菌等嫌気性菌の培養の為に気密培養器内に無酸素ガスを注入する装置。8チャンネルタイプ
炉体開閉タイプを採用し、還元銅カラムの状態を管状炉を開ける事により目視確認できます。（還元銅が酸化されてくると銅色が失われて黒ずんできます）
・反応管はフロントパネルで温度設定が容易で最適温度に維持することができます。
・管状炉の反応管を通すことにより混合ガス中の酸素を完全に除去することができます。
・配管を完全密閉型にしているので最大0.2Mpaまで注入加圧できます。
・フロントパネルの圧力調整弁でガス圧調整が可能。
・万一過熱した場合にも過温防止機構によりヒーター電源を遮断します。
・外部接続電源コンセントを左側面に配置し外部真空ポンプへの電源供給ができます。
※4チャンネルタイプ・16チャンネルタイプもあります
| 型番 | 品名・製品概要 |
| GR-808NSO | ガス置換装置 GR-808NSO 8チャンネルタイプ |
用途
メタン菌等嫌気性菌の培養の為に気密培養容器内に無酸素ガスを注入する装置です。従来のガス噴射法による嫌気性菌培養装置では困難だったメタン菌等の培養が簡単にできる装置です。専用の気密培養容器（加圧培養試験管）に針を刺す事によってツマミひとつで真空排気と無酸素ガス注入加圧を行うことができます。
機器仕様・その他
■本体仕様
| 外形寸法 | W:730mm H:480mm D:270mm | |
| 重量 | 20Kg | |
| 電源 | AC100V 650W （真空ポンプ動作時1200Ｗ） | |
| 酸素除去部の構成及び制御 | 反応管の材質 | 石英 |
| 触媒 | 還元銅 | |
| 加熱部ヒーター | 丸型熱板（管状炉） 100V 500W |
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| 温度制御方式 | 電子式温度調節器（CA熱電対使用、リレーにてオンオフ制御） | |
| 上限設定温度 | 250℃ | |
| 設定温度 | 220℃ | |
| ガス圧表示 | －0.1Ｍｐａ ～ 0.3Ｍｐａ | |
| 針接続部 | ロック基 X 8本 | |
| 使用ガスの種類 | 原則として水素を含む混合ガス | |
| ガス接続口 形状 | 1/8インチ 黒色ナイロンチューブ４ｍ付属。ナイロンチューブ先端は1/8メスコネクター付き。（この部分がガスレギュレーターに接続されます。） | |
| 本体側真空ポンプ口形状 ※真空ポンプはオプションにて対応：外付け | ■真空ポンプ無の時 Φ10.5 タケノコホース口 ホースは付属しませんがΦ20Ｘ7.5の長尺排気ホースを推奨します。 ■真空ポンプ付きの時 1/8プッシュワン継手 透明ウレタンチューブ Φ8Ｘ5ｍｍ 2ｍ付き |
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| 付属品 | ■インチスパナ S2 7/16X1/2 (11.1mmX12.7mm) 1 本（ガス注入口の継手用） ■レンチ 12mm 1本（ガス注入口の継手用） ■加圧培養専用試験管セット（サンプル） 10個 ※1組当たりの数量 ・試験管 1 ・ブチルゴム中栓 1 ・穴あきキャップ 1 |
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■オプション
| 加圧培養試験管 | 嫌気性菌を維持するため嫌気 状態を維持するための容器です。 こちらをご覧ください |
|---|---|
| ブチルゴム栓 | 気密性が高く、嫌気性菌培養器の密栓に最適なブチルゴム栓です。 こちらをご覧ください |
■オプション 真空ポンプ仕様（外付け）
・接ガス部に油を使用していないドライタイプの真空ポンプ
・自動復帰型サーマルプロテクタ内蔵による安全設計
・大気圧から作動可能
| 型名 | ダイアフラム型ドライ真空ポンプ |
|---|---|
| 排気速度 | 50Hz：20L/min 60Hｚ：23L/min |
| 到達圧力 | 200Pa |
| 使用モーター | １Φ 80W 4Pコンデンサーランサーマルプロテクター（自動復帰型）付 |
| 定格電流 | 50/60Hz 1.46A |
| 回転速度 | 50Hz 1320r.p.m 60Hz 1500r.p.m |
| 使用雰囲気温度 | 5～40℃ |
| 外観寸法 | W161XD327XH217mm |
| 重量 | 7.5Kg |
| 吸気口形状 | プッシュワン継手 EC8-PT1/8 ウレタンチューブ 透明 |
| 吸気口接続 | U2-4-8X5 （径8x5mm X 2m付属） |
